現代と従来までのSEO対策の大きな違いには、携帯デバイスの存在が挙げられます。

昔は、インターネット上で検索を行う時にはパソコンが主流でした。そのため、スペックの高いパソコン向けのSEO対策を行っておけば、検索エンジンから高く評価されて多くのユーザーを集めることができたという背景があります。しかし、近年は携帯デバイスによるインターネットの検索が非常に増えています。データ的には、パソコンで検索を行うよりも携帯デバイスで行う方が増えていますので、携帯デバイスに特化したSEO対策を行わないと時代についていけない現状が存在します。重要なのは、パソコンと携帯デバイスでは閲覧できる空間そのものが違うという点です。パソコンの場合は、一般的に普及している24型のモニターなどを前提にサイトを作成しています。

広く幅をとったサイト作りを行うことができるため、コンテンツを大きく作ったとしてもそのモニターに収まる情報をユーザーや検索エンジンに提供できます。ところが、携帯デバイスの場合は閲覧できるモニターそのものが非常に小さいので、パソコンと同様の観点からサイトを構築していくと、必要なコンテンツをユーザーに閲覧してもらうことができなくなります。この場合、内部対策を行ってパソコン用のコンテンツを小さなモニターでも見られるように調整しなくてはいけません。実際に、ソースを工夫すれば自動的に小さなモニターサイズに収まる対策ができますので、こういった工夫は必須です。